会社の周年記念と経営ビジョンをリンクさせてはいかがでしょうか?シリーズ part1 | part2 | part3
大切な日・周年記念日
私はこのサイトを運営している会社の代表です。サイト担当者から「記事を執筆せよ」と言われますので少し思うことをお話しさせていただきます。もしお時間ございましたらお付き合いいただけば幸いに存じます。
弊社もまもなく創業15年となります。経営者として会社を創業して5年、10年、15年、30年、50年、100年といった節目の年(周年記念)を迎えることは、歴史を重ねているという実感を感じられ実に感慨深いものがあるでしょう。
※関連記事:周年記念事業とは? 目的・効果・具体例・成功の秘訣
経営者と言っても、創業者、後継者、親族・血縁承継、親族外承継等の経緯によって感じ方が違うと思います。また企業業績によってもその味わいは違うものでしょう。
しかし、どんな立場・状況においても周年記念を迎える時には特別な感情が浮かぶのではないでしょうか?
「よく頑張ってきたな」
「次の5年・10年も踏ん張らなくては」
「そろそろ次の代に引き継がないと」
「お客様・従業員に感謝」
「10年前に戻ったらもう少しよい経営できただろうか」
など思うことがあると思います。そんな特別な周年記念事業を、単にイベントやパーティー、記念品配布に終わらせるのは少しもったいないと私は思います。
会社には社是や理念、ビジョンと呼ばれるものがあるのではないでしょうか。
これらとともに「周年記念事業」を経営プロセスに組み込み、PDCAのツールとして使うことで、会社の方向性・道筋を社内外に効率的に伝えることができるのではないかと考えます。このことは、従業員の成長や仕事へのやりがいにつながり、お客様や金融機関、取引先から信用・信頼を得ることになるはずです。
経営ビジョンとは
貴社には経営ビジョンはありますか?
MBAのグロービス経営大学院 |経営ビジョンとは・意味 の説明によると
経営ビジョンとは、経営理念のもと、自社の目指す将来の具体的な姿を定め、社員や顧客、社会に対して表すもの。
となっています。
経営理念と経営ビジョンの違い・関係性について MBAのグロービス経営大学院 |経営ビジョンとは・意味 では
経営理念が企業の存在意義や大事にする価値観など、時の経過に関わらず変わらない理念的なものであるとすれば、経営ビジョンは、企業の目指す姿・形の“Visible(目に見える)”なイメージであり、ある時点で定め、その時点でどうなっていたいか?を示すものと言える。
と説明しています。
では「将来」とはいつのことでしょうか? 株式会社HERS経営コンサルティング |何年先のビジョンまでもつべきか? によれば、
3〜5年と言った短い期間ではビジョンの役割を果たしているとは言えません。10年、20年と言ったスパンで設定するもので、特に期間を設けないケースもあります。
と説明されています。
というわけで、5年・10年タームで従業員達と共に歩む経営ビジョンに沿って周年記念事業を考える(リンクさせる)というご提案について、これから何回かに分けてコラムに発信していきたいと思います。
それではまた、次の会(会社の周年記念と経営ビジョンをリンクさせてはいかがでしょうか?part2)もご覧いただきますようよろしくお願いします。
