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どんな企業でも、継続していればいつか周年記念が訪れるものです。
そんな周年記念ですが、迎えられることは非常にありがたいこと。
とはいえ、内部で働く人たちにとっては、「周年記念を祝う意味」がわからないものかもしれません。
周年記念が無駄なだけのイベントになるなら、時間も経費もおさえたいものです。
この記事では、周年記念の意味を改めて振り返ります。
記事の最後には、周年記念を意味のある行事にするために何をすべきかまでお伝えするので、ぜひ最後まで読み進めてみてください。
周年記念の意味とは?成功を実感する機会
周年記念をすることを面倒だと思っている担当者様もいるかもしれません。
しかし、多くの企業が周年記念をやるということは、何かしら重要な意味があるに違いありませんね。
周年記念の意味は、大きく分けて下記のようなものがあります。
①従業員に会社存続の誇りを感じてもらえる
②社外に感謝を伝え信頼を強化できる
③従業員の結束力やモチベーション向上ができる
それぞれポイントを説明します。
周年記念の意味①:社員に会社存続の誇りを感じてもらえる
周年記念を迎えるということは、そう簡単なことではありません。
とはいえ、周年記念を迎えるまで苦労を重ねてきた企業がある一方で、波に乗って難なく周年記念を迎えた企業もあるでしょう。
周年記念を迎えることの難易度はそれぞれ違うとは思いますが、世間に存在する企業にとっての難易度はご存知でしょうか?
中小企業庁の白書によると、世の中にある企業のうち、5年後に存続しているのは半分程度という結果が出ています。
つまり、5年後には2社中1社が存続できずに廃業しているということがわかります。
もし企業が5年目の周年記念を迎えられているなら、それは非常に素晴らしい結果ということです。
企業が周年記念を乗り越えられるほど継続力があるということを従業員に示すことで、誇りを持ってもらうことができるでしょう。
周年記念の意味②:社外に感謝を伝え信頼を強化できる
会社が存続できたのは、社内で働く従業員だけでなく、社外で企業を支える消費者や関係者のおかげです。
企業の実績や今後のビジョンを明確化して示すことで、取引先に信頼してもらうための題材となるでしょう。
周年記念を実施できるということは、存続するだけの結果を出したということ。
社内だけでなく社外を巻き込んでイベントを行うことで、企業PRの効果が期待できます。
周年記念をきっかけに企業を知り、商品に興味を持ってくれる顧客もいることでしょう。
周年記念はただ社内で楽しむだけのイベントではなく、企業の知名度アップに貢献できるチャンスだと考えられるでしょう。
周年記念の意味③:従業員の結束力やモチベーション向上ができる
従業員それぞれの仕事がいかに重要なことなのかを実感する機会とすることで、結束力やモチベーションの向上を見込めるでしょう。
普段の業務では顔を合わせない社員どうしが交流できる機会をもうけることで、より良いコミュニケーションが取れる環境を作ることもできます。
企業は団結してこそ、従業員一人ひとりの力が発揮されます。
式典は従業員が純粋に楽しめる環境にすることで、今後の企業パフォーマンスをあげることもできるでしょう。
ねぎらいの言葉を忘れずに、従業員とともに成長した企業の周年記念を喜べれば、従業員もより気持ちよく働けるはずです。
周年記念が意味のある催しになるように!できることとは?
周年記念の意味を理解したところで、具体的にどんな催しをすれば良いのかわからないと頭を抱える人へ。
周年記念という催しに意味を持たせるためにできることをお伝えします。
具体的には、下記の通りです。
①社内イベントをする
②周年記念グッズを作る
③ロゴやスローガンの新規作成
それぞれ解説します。
周年記念に意味を持たせる方法①:社内イベントをする
社内イベントにはさまざまな方法がありますが、例えば
・記念ムービーを作る
・特設サイトを作る
・イベントを開催する
社員の業務の様子をムービーにすれば、同僚の頑張る姿をみて背中を押される人もいるでしょう。
特設サイトでイベントを公開するのも良い手です。
社外の人が参加できるイベントを用意すれば、企業のファンになってくれるかもしれません。
周年記念に意味を持たせる方法②:周年記念グッズを作る
周年記念グッズを作って社内や社外にとどければ、良い思い出になります。
日常使いできる周年記念グッズは、日頃の感謝の品として人気です。
周年記念品の重要性については別記事で詳しくご紹介しています。
【参考記事】企業が周年記念品として選ぶ人気のアイテムとは?記念品の需要性も詳しく解説
周年記念に意味を持たせる方法③:ロゴやスローガンの新規作成
周年記念にあわせてロゴやスローガンを制作する企業は珍しくありません。
特設サイトや周年記念品とあわせて発表することで、より企業の規模感をアピールできます。
周年記念の意味とは?過去と未来をつなぐ節目
周年記念は、今まで企業として歩んできた過去を振り返ることで、企業が未来にも続いていくことを力強く見せつける機会となるでしょう。
企業を支えてきた従業員と関係者、顧客へ改めて感謝を示し、いかに社会にとって必要とされる企業であるかをアピールできると良いですね。