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学校の周年記念行事を迎えたときは、在校生徒と一緒に記念すべき日を祝いたいものです。
5年に一度の祝い事とすれば、小学生なら在学中に必ず一度、記念日を楽しめる機会がめぐってきます。
子供たちにとって母校というのは、大人になっても忘れられない、思い出を作った場所になります。
周年記念イベントが、そんな思い出の一つとして、子供たちの心に残れば嬉しいものです。
この記事では、小学校・中学校・高校どのタイミングでも喜ばれる、周年記念アイディアをご紹介します。
学校の周年記念行事はなんのためにする?目的を考えよう
学校の周年記念行事は、なんのために行うのでしょうか?
目的がないと、ただ普段と違うことをする日というだけで終わってしまいます。
では、目的にはどんなものがあげられるでしょうか?
・生徒が普段と違う1日を楽しむ
・振り返って楽しめる思い出を作る
・在籍生徒が団結できる機会にする
・将来について考える時間にする
周年記念行事に祝い事をすれば、いつか「あんなこともあったな」「あの日にはこんなことをしたな」「あれから◯年も経ったんだな」と思い出す日もくるでしょう。
周年記念を迎えた今を一生懸命に生きるため、学生には何かタスクを与えるのも良いですね。
そしていつかその日を思い出して、成長を感じられると面白いかもしれません。
周年記念行事をする日をどんな日にしたいのか、目標から明確にしてみると、何をすべきか浮かんでくるようになるはずです。
学校の周年記念行事では何をすべき?行事アイディ
もっと具体的に、周年記念行事で何ができるかご紹介します。
①周年記念式典を開催する
②全員で記念作品を作る
③タイムカプセルを埋める
④航空写真を撮る
⑤記念品を配る
それぞれの周年記念行事について、詳しく解説します。
周年記念行事のアイディア①:周年記念式典
周年記念式典では、校長先生が学生に向けてメッセージをおくる以外にもできることはあります。
学生が受け身で列席するだけだと、正直つまらないと感じられてしまうでしょう。
できるだけ学生が参加できるよう、生徒が主導になってできる式典にするのが面白いです。
・校歌斉唱
・演劇
・開幕式
司会や進行は先生がやるのではなく、学生が担当することで、子供に自信をつけるきっかけになるかもしれません。
参加する学生としても、友達が司会をしていた方が、積極的な姿勢を見せてくれるでしょう。
開幕式には学生たちによるバンドやオーケストラなどを使うのも面白いです。
周年記念という項目で、発表会のような盛り上がれる機会を作るのも良いですね。
周年記念行事のアイディア②:全員で記念作品を作る
全員で周年記念になる作品を作る、というのも手です。
学年やクラスごとに作るものを分担し、最終的には全てが繋がって一つの作品になるなどのアイディアも面白いでしょう。
周年記念という機会がなくてはできないような大きな取り組みは、良い思い出になるはずです。
時間をかけて作るものなら、完成したときの達成感が学生の成長につながる可能性もあります。
ぜひ学生の「青春」の1ページにするようなイメージで、団結して制作に取り組めると良いですね。
周年記念行事のアイディア③:タイムカプセルを埋める
タイムカプセルは学生の思い出作りとして定番ですが、作っておくと良い思い出になるのでおすすめです。
将来の自分への手紙や、手作りしたものを一緒に埋めると楽しいでしょう。
お題を決めて、その日の自分が好きなものや、食べたもの、最近嬉しかったことなどを書き留めておくと、タイムカプセルを開いたときに思い出話に花が咲くかもしれません。
タイムカプセルを埋める他に、記念樹を植えるというのも面白いです。
成長を見守ることができる記念樹だからこそ、子供たちと一緒に大きくなるのを見届けられるでしょう。
周年記念行事のアイディア④:航空写真を撮る
校庭や屋上に集まって、航空写真をとるのも周年記念らしい行事です。
学生や生徒が並んで、周年数に見えるよう航空写真をとると面白いでしょう。
学校に飾るための写真としてぴったりです。
生徒や先生たちの顔がはっきりわかるよう、航空写真以外にもクラスごとに記念写真を撮れると面白いですね。
写真用にみんなでアートを作るのも、良い思い出になります。
周年記念行事のアイディア⑤:記念品を配る
学校の周年記念品を作って配るのも定番です。
ブランドもののボールペンに校章や周年記念数などを名入れして配れば、これから進学や就職していく生徒たちも、長い間使ってくれるでしょう。
周年記念品を作るなら、子供と親どちらにも喜んでもらえるようなものを考えてみてください。
記念品は目にとまるたびに、「周年記念であんなことをしたなぁ」と思い出してもらえるきっかけになるので、一つ配る用に用意しておくのがおすすめです。
学校の周年記念を思い出にしよう!
学校の周年記念は、これから成長していく学生たちに大きな影響を与えうる機会です。
将来忘れられてしまう日にするも、いつまでも思い出になる日にするも、企画者の腕にかかっています。
とはいえ、企画をするときから周年記念を楽しむのが一番です。
プレッシャーを感じすぎず、素敵な日にしてみてください。
