・実績がある会社は柔軟な対応が期待できる
周年記念品の製作は、会社にとって大きなイベントです。担当になった人は大きな責任を感じます。
周年記念品の良し悪しは「どこに頼むか次第」といっても過言ではありません。
今回は、周年記念品を成功させるために「担当者の強い見方になる発注会社の選び方」をお話ししましょう。
周年記念品の製作が決定したら発注先を探します。
周年記念品には社名や10周年、30周年、50周年、70周年、100周年などの言葉を入れるため、名入れができる会社を選びましょう。
会社によっては名入れ実績が少ないこともあります。名入れは名入れする素材によって彫れる字やマークが制限されることがあります。
実績が少ない会社は素材や文字ごとのリスクがわからないため依頼された通りに名入れするのです。その結果、想像していた仕上がりとは違う完成品が届くこともあります。
一方、実績がある会社は周年記念担当者が初心者の場合には経験に基づいた提案を丁寧にしてくれるでしょう。「文字の代わりにマークを使った方がいい」など具体的な提案を受けることで失敗のリスクが大幅に減らすことができます。
・納期をハッキリ言う会社は信頼できる
周年記念品発注で一番大切なことは納期です。周年記念品は渡すタイミングによって相手の印象に残る度合いが大きく変わります。
渡すタイミングを逃さないようにするためにも納期についてはしっかりと確認をしましょう。
会社によっては納期をあいまいに答えることがあります。
納期をハッキリと日付で答えない会社は納期に自信が持てない会社です。納期を急ぐときには「急いでいる」と初めに伝えて、在庫がある商品もしくはメーカーからの取り寄せが可能な商品を選ぶといいでしょう。
または、受注実績が多い会社を選ぶことも納期を短くするポイントです。受注実績が多い会社は人気商品を把握し、在庫を多く用意しています。
さらに自社で名入れを行っていれば最短で翌日納品や翌日発送に対応している会社もあります。
納期をハッキリと伝えれば、会社都合で遅くなることは許されません。
納期をハッキリと言う会社は、ただ単に納期を守る会社というだけでなく「言った言葉に責任を持つ会社」です。つまり信頼できる会社ということになります。
・メッセージカードやのし対応する会社はマナー相談できる会社
周年記念品はお祝いの記念品です。地方や年配の方によってはお祝いのマナーやしきたりを気にする方もいます。
せっかくの周年記念品を渡し方で台無しにしてしまっては残念です。渡す相手の立場になってマナーやしきたりに沿った渡し方をしましょう。
とはいっても、マナーやしきたりはとても細かく難しいものです。
とくに周年記念品は日常的に行うことではないため対応に悩むこともたくさんあります。そんなときには発注先の会社に相談してみるといいでしょう。
のし対応している会社ならばマナーやしきたりについての知識も豊富です。周年記念品にメッセージカードを添えるときでもメッセージのひな型や見本が用意されています。
メッセージカードは無料サービスしている会社もあります。発注時にあわせて依頼すれば経費削減にもつながるでしょう。
・担当者のレスポンスが早い会社はよきパートナーになれる会社
いい会社を見抜くときには担当者のレスポンスの早さに注目しましょう。
問い合わせをしたとき、すぐにレスポンスがない会社は不安です。
例え答えを出すまでに時間が必要だったとしても「明日中には返答します」とレスポンスがあれば待っている方は安心するでしょう。
周年記念担当者は会社の一大イベントを引き受け、不安な気持ちでいっぱいになるものです。
とくに周年記念品は追加発注や仕様変更の可能性もあります。「いつでも連絡ができる」「レスポンスが早い」はいい会社の必要条件でしょう。
周年記念品は毎年あるものではありません。そのため身近に頼れる先輩や経験者がいないことがほとんどです。よきパートナーになれる会社をみつけることができれば周年記念担当者は心強いのではないでしょうか。
周年記念担当者は大きな責任もありますが、無事に記念品が完成し、相手に喜ばれたときの感動は大きいものです。周年記念品を請け負う会社は周年記念担当者と二人三脚で心に残る記念品を製作します。信頼できる会社を選び、もらう側も渡す側もうれしくなれる周年記念品をつくってみてはいかがでしょうか。
