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周年記念をむかえ、日頃からお世話になっている企業や個人からお祝いの言葉が届くことがあります。
企業の周年記念に対しておめでとうと声をかけてくれた相手に対して、感謝の言葉を返すのはマナーの一つです。
今回は、周年記念のお祝いメッセージに対する「お礼状の書き方」について、詳しく記事にしていきます。
いくつかパターン別にご紹介するので、コピーアンドペーストで利用していただけます。
ぜひ一番しっくりくるものを選んで、しっかりとお礼の気持ちを手紙にして届けてくださいね。
お礼状の書き方!時候の挨拶の例から紹介
お礼状を書くとき、一般的な例の1つとして「〇〇の候」から始めることが多いです。
これは「時候の挨拶」と呼ばれるもので、出す月により〇〇に入る言葉が変わります。
お礼状の具体例を紹介する前に、時候の挨拶を月別にご紹介します。
下記の例を参考に、それぞれのメッセージの前に引用してみてください。
✔️1月の時候の挨拶
・初春の候
・新春の候
・寒冷の候
・厳寒の候
・大寒の節
・厳冬の候
✔️2月の時候の挨拶
・余寒の候
・向春の候
・春寒の候
・浅春の候
・立春の候
✔️3月の時候の挨拶
・春暖の候
・早春の候
・浅春の候
・春色の候
・春分の候
✔️4月の時候の挨拶
・陽春の候
・桜花の候
・春日の候
・惜春の候
・春暖の候
✔️5月の時候の挨拶
・初夏の候
・新緑の候
・薫風の候
・若葉の候
・立夏の候
・晩春の候
・軽暑の候
・残春の候
✔️6月の時候の挨拶
・初夏の候
・入梅の候
・梅雨の候
・青葉の候
・向暑の候
・小夏の候
・薄暑の候
✔️7月の時候の挨拶
・夏の候
・夏祭の候
・大暑の候
・猛暑の候
・炎暑の候
・暑中お見舞い申し上げます
✔️8月の時候の挨拶
・初秋の候
・残暑の候
・秋暑の候
・新涼の候
・晩夏の候
・立秋の候
✔️9月の時候の挨拶
・初秋の候
・新秋の候
・秋涼の候
・涼風の候
・秋桜の候
・秋分の候
・新涼の候
✔️10月の時候の挨拶
・秋冷の候
・紅葉の候
・菊花の候
・錦秋の候
・仲秋の候
・清秋の候
・秋涼の候
・秋麗の候
✔️11月の時候の挨拶
・菊花の候
・晩秋の候
・向寒の候
・深秋の候
・落葉の候
・寒気の候
・深冷の候
✔️12月の時候の挨拶
・初冬の候
・冬至の候
・師走の候
・寒気の候
・寒冷の候
・歳末の候
お礼状の例!周年記念のお祝いメッセージに対するお礼
それでは、自分の企業の周年記念に対してご祝辞をいただいたときのお礼状の例からご紹介します。
謹啓
○○の候、皆様におかれましては、ますますご清祥のことと心よりお慶び申し上げます。 日頃はひとかたならぬご愛顧を賜り、厚くお礼申し上げます。
さて、このたび弊社創立○周年にあたりましては、ご丁重なるご祝辞ならびに過分なるご芳志を頂戴いたしまして、ご厚情のほど誠にありがたく存じます。
ここに改めまして、これまでのご支援ご指導に心より感謝いたします。
何卒、今後も旧に倍するお引立てを賜りますようお願い申し上げます。
まずは略儀ながら書中をもちましてお礼申し上げます。
謹白
令和○年○月
株式会社○
代表取締役 ○
お礼状の例!周年記念の式典にきてくれたことへのお礼
次に、周年記念の式典へ来てくれたことに対するお礼の例もご紹介します。
謹啓
○○の候、ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
さて、弊社創立○周年の記念式典に際しましては、ご多用のところご臨席を賜りましたこと誠にありがたく厚く御礼申し上げます。
今日の弊社がございますのも、ひとえに皆々様の暖かいご支援のおかげと、あらためて感謝申し上げる次第です。
このうえは、皆様のご厚情にお応えすべく精進してまいります。
また、全社結束して初心にかえり社業発展に精励してまいる所存ですので、何とぞ倍旧のご指導ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。
略儀ながら先ずは書中をもってお礼申し上げます。
謹白
令和○年○月
株式会社○
代表取締役 ○
お礼状をだすタイミングはいつ?周年記念のお祝いメッセージに対する感謝の気持ちは早めにが吉
ご厚意を受けてからできるだけはやく返すのが礼儀でしょう。
少なくとも1週間以内には送るのが目安です。
もし遅れてしまった場合には、遅くなったお詫びの言葉も添えるのがマナーです。
あくまでもお礼の気持ちを表現するものなので、「お祝いしてくれたことを嬉しく思う」のであれば、すぐにお礼状を出すのが自然というものです。
祝いの気持ちを伝えようと思ってくれた相手に、もう祝いたくないと感じられてしまわないように、感謝の気持ちはしっかりと伝えられると良いですね。
相手がいてこそのお礼状!周年記念をまたお祝いしてもらえるようなメッセージを
お礼状は、渡す相手がいてこそ成り立ちます。
周年記念をまたお祝いしたいと思ってもらえるということは、未来を見越した付き合いができるということです。
規模が大きいほど手間がかかる作業にはなりますが、手を抜かずに感謝の気持ちを伝えれられると良いですね。