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「三軒茶屋醸造所」は今年、創立3周年記念として祝い酒を出しました。
2021年で3年目をむかえる「三軒茶屋醸造所」、実は毎年「創立記念酒」を出しています。
公式ホームページを見ていると、そのパワフルさをひしひしと感じることができるような企業になっています。
この記事では、「三軒茶屋醸造所」がこれからも続いていくであろう理由について読み解いて行きたいと思います。
もちろん、「三軒茶屋醸造所」が創立3周年目に出したお酒についても解説していきます。
今回の記事でも、これから創業記念を迎える企業の担当者様に向けて、「どんな創業記念企画が自社にぴったりか」アイディアが浮かぶように執筆をします。
飲食物を扱う「三軒茶屋醸造所」の取り組みを共有するので、知識を応用し活用していただけたら幸いです。
「三軒茶屋醸造所」とは?企業が継続できる理由
三軒茶屋醸造所は、日本酒を世界に届けようと動く酒蔵です。
日本で修行した二人の男性が軸となり、フランスのパリにまで拠点を広げました。
誰もがどこでも、食事と合わせて、仲間と一緒に、そしてルールにとらわれずに、美味しいお酒を楽しむことができる世界を目指しています。
引用:https://www.wakaze-store.com/pages/story
なぜ「三軒茶屋醸造所」は、毎年祝い酒を出すのでしょうか?
その答えこそが、特定のファン獲得に繋がっているように思えます。
「今年を楽しんで、また来年も楽しむ」ことに魅力がある
世界に「和」を広げることを目標にする二人は、その年に向き合った素材技術の集大成を、一つの祝い酒という形にしています。
それが、年に一度発売される「創立記念酒」です。
「和の風をふかせたい」という想いから、チーム名を「WAKAZE」としました。
今年吹かせたWAKAZEをの集大成をお客様にお届けする
1年間向かい合ってきた酒と、乗り越えてきた壁を、一つの酒にしてお客様に提供する。
毎年変わるその技術と味をお客様に感じてもらおうとしているように思えます。
まるで酒蔵が、わたしたち消費者と一緒に成長を楽しめるように感じませんか?
その成長の良し悪しではなく、1年を通して新しくなった酒を、毎年楽しめる。
そこに魅力を感じる人は多いでしょう。
「去年のはこうだったけど、今年のはこう違うね」と、毎年WAKAZEのお酒を比較して楽しむ家族の情景が、目に浮かぶのはわたしだけではないはずです。
2021年の創立3周年記念酒とは?ただの酒ではない
「酒の味はよくわからないし…」そんな人でもつい試したくなる味わいが施された「創立3周年記念酒」。
日本酒は基本的に、米・麹・水を材料としてつくられます。
一方でこの「創立3周年記念酒」には、厳選された3種類の花茶が利用されているのがポイント。
▼選ばれた花茶
・四川ジャスミン茶:お酒を香り高く仕上げる
・菊茶:華やかさとクセを与える
・ホーリーバジル:スパイシーな香りのアクセント
どれも高品質な素材を厳選しているため、それがわかるようにボトルラベルにもこだわりがあるそうです。
「三軒茶屋醸造所」は創立3周年記念酒を入れるボトルにもこだわる
ブランド名「WAKAZE」にあわせ、「3周年」と書かれたスタンプのようなラベルを用意しています。
黒を基調に、爽やかな青を利用しているところも、見慣れた古い日本酒とは違う印象です。
ラベルを含めて、ステッカーの数は合計で3枚。
3周年だからこそ、「3」という数字にこだわっていることが読み取れます。
創立3周年記念酒は、1本720ml、6,600円で発売しています。
しかし、創立3周年記念酒を含む1万円以上のお買い上げで、ブランド名の入ったTシャツもプレゼントされる企画を用意しています。
創立3周年記念酒は、お客様を喜ばせるための企画にこだわり、はじからはじまで抜かりなくデザインされていることがわかりますね。
「三軒茶屋醸造所」には信念と哲学がある
日本人の二人の男性が率いる酒蔵チーム「WAKAZE」は、公式ホームページでこう言います。
日本以外の国にも良質なSAKEがあればSAKEの未来が拓ける
引用:https://www.wakaze-store.com/pages/story
日本で学んだ伝統的な日本酒の知識に、フランスの原料をあわせる。
伝統を重んじながら、新しい取り組みにも挑戦する姿勢が見て取れます。
日本とフランスが上手に融合されたとき、哲学が生まれるのです。
未来の人たちが、日本酒を愛する力を育むことが、彼らの使命です。
彼らは、次世代まで見据えて、酒を作っています。
「三軒茶屋醸造所」は成長にお客様を巻き込みながら継続する
「三軒茶屋醸造所」は日頃から、少し変わったお酒を作っています。
どぶろくとコーラを合わせるなど、斬新なアイディアも用意。
ファン層を盛り上げているなどの効果があることが予想できます。
「三軒茶屋醸造所」は成長にお客様を巻き込みながら、今後も継続していくのでしょう。