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建設会社の株式会社鴻池組は2021年、150周年を迎えました。
2015年に積水ハウス連結の子会社となり、積水ハウスの「住」の力と、「建築・土木」の力を融合させながら、今日も継続し続けています。
今回は、そんな株式会社鴻池組が150周年記念でおこなっている催しについて、詳しくみていきたいと思います。
株式会社鴻池組はこの150周年記念を、どのように祝っているのでしょうか。
そして、これからの未来へどのような信念を持ち、立ち向かおうとしているのでしょうか。
この記事では、150年もの間継続してきた会社「株式会社鴻池組」の信念を、150周年記念の催しを通して読み解いていこうと思います。
これから周年記念を迎える担当者さんのヒントとなる記事になっていたら嬉しいです。
創業150周年!株式会社鴻池組の取り組みとは?
株式会社鴻池組は創業150周年を迎え、複数の取り組みに踏み出しました。
・スローガンの設定
・記念ロゴマークの制作
・創業150周年記念サイト開設
それぞれの取り組みが別の目的を持ち、準備されました。
創業150周年!株式会社鴻池組のスローガンとは?
株式会社鴻池組は2021年に創業150周年を迎えたことを期に、「まじめに、まっすぐ」というコーポレートスローガンを新たに打ち出しました。
今までスローガンを制定していなかった株式会社鴻池組ですが、この150周年を期に、新しい一歩を踏み出そうとしているのが読み取れます。
変わらずに受けつがれる社是の精神・お客様や地域の人々、社会と真摯に向き合う姿勢、その情熱を「まじめに、まっすぐ」とストレートに表現しました。
引用:https://www.konoike.co.jp/news/archive/2018/201801091880.html
変わらずに受け継がれるべき精神やお客様を大切にしながら、社会とはストレートに向き合っていこうとする姿勢が、とてもシンプルに表されています。
創業150周年記念!ロゴマークの制作にかけた想いとは?
株式会社鴻池組が150周年を記念して制作したロゴマークには、「2021」と「150」という記念すべき数字が両方利用されています。
2021の文字は、左から右に行くにつれ大きくなっています。
段階的に大きくなる数字は、その伸びやかさを表現しています。
「2021」を段階的に大きくのびやかにデザインすることで、さらにその先へと続いていく未来志向を表現しています。
引用:https://www.konoike.co.jp/news/archive/2018/201801091880.html
伸びやかなデザインは、これから先の未来へ続いていくその姿勢を表現していると言います。
そして、その下に並ぶ150という数字がいたってシンプルなのは、今よりも未来を強調するという意思表示の一つでもあります。
また、上記でご紹介したスローガン「まじめに、まっすぐ」は、株式会社鴻池組の新しいロゴにも加えられました。
株式会社鴻池組のロゴ「KONOIKE」の文字の上に寄せられたスローガンは、会社の方針をシンプルかつわかりやすく表現していると言えるでしょう。
創業150周年記念サイト開設
株式会社鴻池組は創業150周年を記念し、サイトを開設しました。
サイトを訪問すると、2021年に150周年を迎えた際の株式会社鴻池組の取り組みの他に、この周年記念で取り組んでいる内容などがあわせて確認できるようになっています。
サイトはスクロールをするごとに矢印の向きに進んでいき、これから続いていく未来へと導かれるようなデザインになっています。
カテゴリーは6つに分けられています。
・KONOIKE2021
・150周年に向けて
・スローガン
・2021ロゴ キービジュアル
・150年の歴史
・協力会社さまとともに
そして、to be continued…という文字とともに、未来へと向かう株式会社鴻池組の姿勢が一目でわかるようなサイト設計になっています。
✔️独特のサイトデザイン、利便性は薄い?
サイトデザインは独特です。
現在の株式会社鴻池組と、これからの株式会社鴻池組を想像しながら、読み進めていける動きのあるデザインは素晴らしいアイディアだと感じます。
しかし、利便性はあまり重視していないデザインだと感じます。
スクロールをしないと次のページが読めない作りになっていることや、スクロールしたあと数秒間待たなくては文字が浮かび上がってこないデザインは、まどろっこしいと感じてしまう人もいるのではないでしょうか。
スタイリッシュである一方で、株式会社鴻池組のサイトをじっくり読みたいと考えるファン以外は、使いづらいサイトデザインかもしれません。
こちらが該当公式ホームページです。
>>https://www.konoike.co.jp/150/
株式会社鴻池組の150周年記念!未来に向けて進む企業
今回は少々辛口な意見を述べた部分もありましたが、150周年をむかえた株式会社鴻池組の想いを一緒に読み解けていたら嬉しいです。
未来へと向かう企業の強い意思がよくわかる150周年記念になったことがわかりました。