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セイコーホールディングス株式会社は2021年、140周年を迎えました。
1881年に創業し140年間、時を刻む時計を作り続けてきた、セイコーホールディングス株式会社。
セイコーホールディングス株式会社のホームページを開くと、140年間という時間にかけた企業の想いが詰め込まれているのがわかりました。
他の企業とは一味違う「時」と密な関係を持つセイコーホールディングスだからこその、色を感じるホームページになっています。
公式ホームページ:https://www.seikowatches.com/jp-ja/special/140years/
この記事では、セイコーホールディングス株式会社の140周年記念での催しをまとめてご紹介します。
セイコーホールディングスの想いと、その想いの表現方法には、心を打たれるものがあります。
これから周年記念をしようと考えている担当者様にとって、アイディア出しのお手伝いができると嬉しいです。
セイコーホールディングス株式会社とは?
セイコーホールディングス株式会社は、日本の誇る時計メーカーの一つです。
創業者の服部金太郎は1860年、現在の銀座に生まれました。
そして当時の時計店の様子を見た、少年時代の服部金太郎はこう考えました。
販売だけでなく修理でも利益が得られ、客足の少ない日でも大切な『時』を無為に過ごさなくともよい。』
引用:https://www.grand-seiko.com/jp-ja/special/kintaro_160th/
こうして時計商になることを決意した服部金太郎は、時計店で時計の修理や販売を学んだのです。
1913年には腕時計の時代がくることも先読みし、国産初の腕時計の生産を始めたのも服部金太郎です。
若くして商売を意識し、時計に携わりながら生きてきた創業者の独自の経営理念により、140年たった今もなお、世界に愛される時計を作り続けているのです。
セイコーホールディングス株式会社140周年の催し
セイコーホールディングスは140周年を迎え、大きく4つの催しを用意しました。
・時問自答
・140周年特設サイト
・創業140周年記念限定モデル
・140年の歩み
それぞれ催しについて詳しくご紹介します。
140周年記念で時問自答
時間は、誰にとっても平等の速度で流れるものです。
しかし、時間の感じ方は人それぞれ。
楽しい時間、勇気ある時間、好奇心の時間、愛のある時間…
140周年をむかえたセイコーホールディングス株式会社は、全ての人が過ごす時間が「やさしい時間」であることを祈っています。
私たちは、願います。
時間とは、誰にとっても平等なもの。
そのすべての時間が、やさしい時間であることを。
そのやさしい時間が積み重なることで、
この世界がやさしさを少しずつ獲得できることを。
引用:https://www.seiko.co.jp/140th/
どんな人にも平等に与えられた「時間」。
そのすべての瞬間が、やさしい時間であるようにという想いを140周年にのせて届けます。
すべての瞬間が、
やさしい時間であったなら。
その一分は誰かを傷つける一分ではなく、
誰かと笑い合う一分であってほしい。
その一秒は自分を責める一秒ではなく、
自分をいたわる一秒であってほしい。
理想論かもしれない。
平和すぎる話なのかもしれない。
でも。
そのやさしい一分一秒が積み重なることで、
この世界はやさしさを少しずつ獲得できるのではないだろうか。
引用:https://www.seiko.co.jp/140th/about/
このメッセージを読んで、心があたたかくならない人がいるでしょうか。
止まってくれないこの時間を、どう過ごすかは人それぞれです。
でも、そんな時間をやさしい時間として過ごして欲しい、そんな想いで時計を作るセイコーホールディングス株式会社のメッセージ。
セイコーの時計を使って一緒に時を過ごしたいな、と思ってしまう人もいるのではないでしょうか。
著名人にとっての「やさしい時間」もインタビュー
著名人にとっての「やさしい時間」をインタビューし、紹介しています。
例えば大谷翔平さん、市川海老蔵さんなどの、誰もが知る実力家たちにとっての「時間」への想いに、文章と音声で触れることができるのです。
人がどのように時間を過ごし、「やさしい時間」をどう定義するのかを読むことで、答えた人たちの人柄がみえてくるのも面白いです。
140周年特設サイトの設立
140周年を記念して、特設サイトも設立されました。
セイコーホールディングス株式会社は140周年を記念して、3期に渡り限定モデルを発表しています。
それぞれ雰囲気や印象がまったく違い、ファンにはたまらないデザインでしょう。
セイコーホールディングス株式会社140年の歩みとスローガン
セイコーホールディングス株式会社は創業以来「常に時代の一歩先を行く」という信条とともに成長してきました。
そんなセイコーホールディングス株式会社は今回140周年をむかえ、新たなスローガンを発表しました。
「時代とハートを動かす」
引用:https://www.seikowatches.com/jp-ja/special/140years/
その背景には「お客様の感性に訴えたい」という気持ちが詰まっています。
「やさしい時間」を過ごして欲しい、そんなセイコーホールディングス株式会社からのメッセージからは、その想いが伝わってきました。
これからも、人の時間と心に触れながら、存続していく会社なのでしょう。