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2021年の9月、大塚ホールディングス株式会社は100周年を記念しました。
そしてまた、次の100周年に向けて歩み始めます。
さかのぼること1921年、もともとは化学原料メーカーとして創立した大塚ホールディングス。
それから大塚ホールディングスは1世紀という期間を経て、その規模をみるみるうちに拡大していきました。
世界32カ国の地域で約4万7,000名が働く、大きな企業へと成長した実績を持つ企業です。
この記事では、大塚ホールディングスがいままで100年でたどってきた軌跡や、100周年記念としての催し、今後の目標までご紹介します。
大塚ホールディングス100周年!特設ページ開設で祝う
大塚ホールディングスは100周年を記念して、特設ページを開設しました。
企業の中にはパーティーなどの催しをすることもありますが、大塚ホールディングスは特設ページの開設と100周年ロゴの作成以外の催しは、特に用意していません。
コロナ禍で迎えた100周年、つつしみの心を持ちながら、周年記念を迎えられた感謝を伝えるホームページを制作しているのがわかります。
100周年記念のロゴに込められた想いとは?
100周年を記念して作られたロゴをよく見ると、大塚ホールディングスの頭文字である「O」に加え、Quolityの「Q」という文字が組み込まれています。
そしてその下には、「HUNDRED YEAR OTSUKA QUOLITY」という文字が刻まれているのがわかります。
ロゴになっているOとQは、「100年大塚」や「大塚クオリティ」を象徴しています。
さらに、Qの線が長く伸びていることにもこだわりがあると言います。
Qのテールが伸びていることで、健康を真っ直ぐに考えていることを示します。
その真っ直ぐな気持ちや姿勢、突き進む強さが表現されている、100周年ならではの想いが込められたロゴになっています。
100周年記念のロゴに込められたメッセージとは?
この100周年記念のシンボルには、「生命にとどくまで。」というメッセージが込められています。
公式ホームページでは、そのメッセージに込められた意味を下記のように記しています。
メッセージ「生命(いのち)にとどくまで。」は、大塚グループは製品を通じてヒトが本来持っている未知の力を引き出し、その個体のパフォーマンス(生きる力)を上げる、という決意を表現しています。シンボルの長いQのテールに呼応するように、メッセージ自体も進むべき先へ向かって伸びていきます。
引用:大塚ホールディングス株式会社100周年特設ページ
大塚ホールディングスが社会にもたらすものとは?
大塚ホールディングスは、製薬会社として人々を真の「健康」へ導くために進化を続けていると言います。
そしてそれは「進化」であり、「進歩」ではないと言います。
大塚グループがめざすのは(進歩ではなく)進化だ。
世の中のすべての前進は、進歩と呼ばれます。しかし、大塚が目指しているのは「進歩」ではなく「進化」です。
大塚グループの考える進化とは、私たち自身の中に潜む、未知の力を引き出しパフォーマンスを上げること。
引用:大塚ホールディングス株式会社100周年特設ページ
特に製薬業界は、コロナ禍となったことで、今まで通りでは通用しない場面に直面した業界であると言えるでしょう。
製薬業者が常に進化し続けることで、私たちは安心して生活していられるものです。
体と向き合い、そこに潜む道の力を引きだす。
体に必要な成分を補う、本来の機能を取り戻す という視点で、製品やサービスを探求します。それにより、今まで体に潜んでいた力が引きだされ、真の健康へと近づいていくのです。
それが、私たちの考える進化だ。
引用:大塚ホールディングス株式会社100周年特設ページ
大塚ホールディングスは、人の体に潜んでいる力を信じ、それを引き出すことで真の健康へと近づけるために働くと述べています。
健康とは、体の健康にとどまりません。
心の状態、人との関係、住まう環境、人によっても、時代によっても変わる「健康」を大塚グループは追求しつづけます。
わたしたちの製品と想いが、生命にとどくまで。
まさに現代的な目線で社会を見ていることがわかります。
「健康」の定義は人それぞれ違うものであり、環境によって変わり続けるもの。
それを理解しているからこそ、健康を目的にしているのではなく、「生命にとどくまで」というもっと先を見据えた目標を掲げているのでしょう。
大塚ホールディングスが次の100年で目指すものとは?
大塚ホールディングス株式会社の代表取締役兼CEOの樋口達夫氏は「世界の人々の健康に貢献する なくてはならない企業」を目指して進んでいくと掲げています。
100年もの間存続し続けた大塚ホールディングスは、きっとこれからも人々にとって必要とされる企業であり続けるのでしょう。